療養型病院の費用と特徴をわかりやすく解説!療養型病院のイメージを掴もう!

病院・施設

こんにちは、ねこまるです。

この記事では「療養型病院」の費用や特徴、入院期間、対象者についてお伝えします。

今後転院や入院を考えている方やそのご家族は是非参考にしてください。

そもそも、療養型病院は書いて字のごとく

療養をするための病院です。

療養型病院のイメージしていただくうえで

リハビリがほとんどできない

寝たきりの状態になる

積極的な治療(延命処置)ができない

という3点があげられます。

このイメージをもとに「療養型病院」の費用や特徴、入院期間、対象者についてお伝えします。

療養型病院の特徴

大きく分けて3つほど特徴があります。

延命処置

基本は「延命処置ができない病院が多いです。

もちろんすべての病院ではありませんが、基本はできない病院が主です。

延命処置とは

患者さんが急変した際に、積極的に治療(心臓マッサージや人工呼吸器の装着など)を行うことを言います。

ただ、家族と病院との認識にズレがあることが一番望ましくないため入院前「どこまで対応してくれるのか」を確認しておくといいでしょう。

その上で入院後にも改めて主治医と急変時は「どこまで対応してくれるのか」を確認しましょう。

一度決めたら変えられないわけではありません。よく話をしておきましょう。

寝たきり

療養型病院は基本的には「療養」をする場所であるため、積極的リハビリをするような場所ではありません。

そのため、入院患者の多くは寝たきりの患者さんになります。

多くの方は動けなくなったが故に、療養病院に入院される方がほとんどです。基本的に動ける方は入院の対象とはなりません。

そのため、長期療養などが必要な場合に入院されるケースが多いです。

リハビリの頻度

リハビリは病院によって頻度は異なりますが、あまり多くはありません。

週1回20分のところから、週3~4回20分のところもあります。

気になる場合は各病院へ問い合わせをしてみましょう。
問い合わせ先は相談室がいいですね。

ただ、リハビリをして家に帰ることが目的でがなく、あくまでも療養する場です。

リハビリはなるべく身体機能を落とさないようにするためのリハビリなので高望みをするのはよくないでしょう。

療養型病院の対象者

療養型病院は

・「医療保険」が適用となる「医療型」

・「介護保険」が適用となる「介護型」

の2種類があります。それぞれ違いがあります。

「介護型」は、介護療養型医療施設と呼ばれ、「施設」の扱いです。なので「介護保険」が適用されます。

施設かと思われますが、実際には病院の中に入っていることがほとんどで、「療養病床」とも呼ばれていますね。同じ「療養型」ではありますが、少し異なるので注意が必要です!

2種類の療養型があることを踏まえ、入院の対象者を紹介します。

医療療養型病院の対象者

「医療療養型病院」の対象者は「医療区分」がついている方です。

医療区分とは

厚生労働省が定めている「状態」に該当することを医療区分がつくといいます。医療区分は「1~3」まであり、区分としては3のほうが高いです。

一覧表はこちらです。厚生労働省のHPにも載っています!

気になる方はこちらからチェックを!

そして、多くの医療療養型病院では区分の2~3の方を対象として受け入れています。

多くはありませんが、区分1の方も受け入れている病院も、もちろんあります。ただし、基本的には2~3を対象としているところが多いため、入院を考えているようであれば

まずは医療区分が2~3に該当するか確認しましょう。

介護療養型医療施設の対象

介護療養型医療施設では介護保険適用です。なので多くは要介護4~5の方が対象です。要介護3の方でも受け入れてくれる病院もありますが、あまり多くありません。

基本は要介護4以上が対象だと思っていただいてOKです。

また、医療依存度が高い方(酸素をしていたり等)は、要介護度が高くても、受け入れができない場合はありますので気を付けてください。

要介護度が高ければいいので、こちらはシンプルでわかりやすいですね。

療養型病院の費用

これも「医療型」「介護型」で適用保険が違うため、それぞれ説明します。

医療療養型病院の費用

こちらは一般病院に入院するのと同じ計算方法になります。

医療費+食費(+オムツ代+レンタル代)の合計金額になります。オムツ代と衣類のレンタル代は持ち込みができる病院であればかかりませんが、多くの病院ではオムツや衣類の持ち込みはできないです。

詳しい入院費の計算方法はこちらで!

病院によってオムツ代や衣類等レンタル代は異なるため確認しましょう!

介護療養型医療施設の費用

施設と同じ計算方法なので、場所によって変わります。

なので私の経験からお話しさせていただきますが、介護保険負担割合が1割で要介護4~5の方であれば、多くの病院では17万以内で収まるところが多いです(オムツ代や衣類レンタル代込み)。

ただ、負担割合が2~3割だとさらに2~4万円程上がります。

負担割合は「介護保険負担割合証」によって確認できます。

負担限度額認定証をお持ちであればさらにそこから費用負担が軽減されます。

療養型病院の入院期間

多くの病院では「終身」です。なので基本的には無期限で入院が可能です。

しかし、最近では病院によってはある程度期限を設けている病院もあります。なので病院を選ぶ際には「入院期間」の確認が必要です。

大前提として、多くの病院は終身です。

余談ですが、最近国の傾向としても「介護療養型医療施設」をなくそうとしているためか、病院側もあまり長く入院させようとしません。

療養型病院のリハビリ頻度

先ほどお伝えしたように
これもまた病院によって異なりますが多くの病院では

・「医療型」は週1~2回で1回20分程度

・「介護型」は週3~4回で1回20分程度

あくまで目安として参考程度にしてください。

まとめ

療養型病院の入院は、大前提として、療養型病院の特徴を承知していること(寝たきり、リハビリなし、延命処置ができない)が必須になることがほとんどです。

「医療療養型病院」「介護療養型医療施設」は、それぞれ入院するための条件があります。

またリハビリはほとんどやっていないが、介護療養型医療施設の方がリハビリ頻度は高い傾向にあります。

入院期間は基本無期限(終身)だが、ある程度期限を設けている病院もあるため確認が必要。

最後に…

介護療養型医療施設は国がなくす方向で動いていますが、この施設(病院)がなくなったらどうなるか、みなさんはわかりますでしょうか?

独り身で寝たきりの高齢者の行き場なくなることが予想されます。

理由は、特養は待機が多すぎて入所できないことや、その他施設は長期入所がそもそもできない施設であったり、費用がかなり高額な施設であることなど、様々です。

家族が介護できればいいですが多くの高齢者は独居か老夫婦が多い現状。

なかなか家族に同居や介護を求めるのが難しい時代であるため、施設や病院の需要は増える一方です。